- プログラミング教育をするのなら、タイピングも必要になる?
- 子どもにどうやってタイピングを教えるべき?
2020年は小学校でプログラミング教育が必修化されましたね。更に2021年には中学校で、2022年には高校でプログラミング教育が必修化されることが決まっています。
「学校で困らないように自宅でもサポートしたい」と思うママ・パパも多いのではないでしょうか?
そこでおすすめなのが、タイピング練習です。「小学生のうちからなんて必要ないんじゃない?」と考える人もいるかもしれませんが、小学生のうちからタイピング練習に取り組むメリットはたくさんあります。
本記事ではタイピングの重要性や練習開始時期の目安、楽しくタイピングを練習できるゲームをご紹介します!
我が家の小学3年生の娘は、1ヶ月ほどでキーボードを見ないで文字を打てる「タッチタイピング」ができるようになりました。
おすすめのタイピング練習ツールは、別記事でも詳しく紹介しています。
▷【小学生向け無料タイピング練習】最初の一歩はマナビジョンがおすすめ
▷絶対ハマる!子ども向けタイピング練習アプリ・サービス13選
- オンラインプログラミングスクール「Tech Kids Online Coaching」受講者ママ(小4娘が2020年11月に入会)
- 小4娘と自宅でのプログラミング学習を実践中
- プログラミング教育関連書籍30冊読破
- ITパスポート資格取得(2021年5月)
- 自身もプログラミング勉強中
これからの時代にタイピングスキルは必須
タイピングは必要なの?スマホで十分じゃない?
最近はみんながスマホを使いこなしているので「パソコンのタイピングは必要ないんじゃない?」と疑問に思う人もいますよね。
しかしタイピングスキルは現在も重要と言えます。ここからはタイピングスキルが必要な3つの理由を説明していきますね!
- 【理由1】IT化が進む社会で必須
- 【理由2】プログラミングが必修科目になる
- 【理由3】大学入試でもパソコンの試験が採用される可能性がある
【理由1】IT化が進む社会で必須
タイピングスキルはIT化が進む社会で必須です。最近はどんな仕事であっても、必ずといっていいほどパソコンを必要としますよね。
私が以前看護師として働いていたときにも、パソコンは必須でした。
- 電子カルテへの入力
- 資料作り
など
一見パソコンとはあまり関係のなさそうな仕事でも、タッチタイピングができなければ仕事をこなすスピードも遅くなってしまうのです。
「タッチタイピング」とは、キーボードを見ずに画面だけを見てタイピングできることを指します。「ブラインドタッチ」とも呼ばれています。
タイピングはITの活用スキルの中でもベースの部分です。基本となるタイピングをマスターしておけば、苦手意識を持たずにパソコンを利用できるようになるはず。
今後IT技術は、更に発展していきます。ぜひ早いうちにタッチタイピングを習得しておきましょう。
【理由2】プログラミングが必修科目になる
小学校では2020年からプログラミング教育が必修化され、2021年度には中学校、2022年度には高校で必修化される予定となっています。
小学校では「プログラミング」という教科が新設されるわけでも、成績がつくわけでもありません。しかし中学校・高校で取り入れられるプログラミング教育は、実践的な内容へとどんどんレベルアップをしていきます。
高校では「情報Ⅰ」の授業が必修科目として新設されるので、タイピングができなければ評価に直結する可能性もあります。
時間のある小学生のうちに取り組んでおくことで、中学校・高校に進んでからの負担を減らせるのです。
【理由3】大学入試でもパソコン試験が採用される可能性がある
2021年からセンター試験が「大学入学共通テスト」になったのはニュースでも取り上げられています。それに加えて、テストをパソコンで行う方式(CBT試験)の導入が検討されています。
以前は2024年の導入が目標でしたが、端末の準備や費用が高額などの理由により見送られることになったそうです。
実は英検などの試験では、一部ですでにCBT方式の試験が取り入れられています。現在小学生の子どもたちが大学入試を受ける頃には大学入試もCBT方式となっているかもしれません。
タイピングの練習は小3くらいからがおすすめ
「練習するって言っても、いつからはじめるべきなの?」と疑問になりますよね。基準はありませんが、小学3年生くらいからはじめるのがおすすめです。
小学3年生からタイピング練習を勧める大きな理由は、ローマ字(アルファベット)の学習が学校で始まるからです。
タイピングには基本的にローマ字を使います。そのためローマ字の学習後に練習を始めるほうが、すんなりと取り組めるでしょう。
キーボードに書いてあるひらがなでの入力は、基本的に使いません。
小学生向け!おすすめのタイピング練習ゲーム3(+1)選!
ここからはお子さんがタイピングの練習するときにおすすめのツールやゲームをご紹介します。
- ベネッセ マナビジョン【無料】
- POPタイピング【無料】
- 寿司打【無料】
- のりものタイピング【有料】
我が家の小3娘がタイピング習得時に利用したものです!
別記事ではタイピング練習ゲームのおすすめ13選を紹介しています!こちらも参考にしてみてくださいね。
▷絶対ハマる!子ども向けタイピング練習アプリ・サービス13選
ベネッセ マナビジョン(無料)
子どもの通信教育『チャレンジ』『進研ゼミ』でも有名なベネッセの「マナビジョン」で、タイピングの練習ができます。
大手ベネッセによるサイトなので安心して使えるのもポイントです。
キーボードの位置とともに正確な指使いが表示されるため、タイピングの練習の一番最初に取り入れたいサイトです。別記事でもおすすめの理由を詳しく紹介しています。
▷小学生のタイピング練習はマナビジョンがおすすめ
POPタイピング(無料)
「POPタイピング」は、正確なタイピングによって出来上がるポップコーンの数を伸ばしていくタイピングゲームです。
スコア次第でロックが解除され「キャラメルポップコーン」などのフレーバーを選べるようになるほか、様々な称号を得ることができます。
ゲーム時間は1分で、高得点を出すためには正確かつ素早いタイピングが必須です。
私がハマって、1時間以上熱中してやってしまいました…。笑
寿司打(無料)
「寿司打」もタイピング練習ゲームのひとつで、とっても有名です。
難易度とコースを選ぶことができ、スコア(食べた金額)をあげていくのにハマってしまうゲームになっています。
(番外編)のりものタイピング【有料(App Store):730円】
名前の通り、自動車やヘリコプターなどの「のりもの」が画面に出てきます。正確にタイピングできるとスピードが早くなるので、乗り物が好きな子どもにおすすめです。
ステージも目的に合わせて様々あり、ホームポジションの練習から、長い文章のことわざなどもあります。
タイピングの評価は3段階で、一度も間違えずにクリアできると3つ星がつきます。
楽しくタイピングを覚えよう
「タイピングの練習をさせたい」と思っていても、タイピングの練習時期や方法など迷うことも多いですよね。いまは楽しくゲーム感覚で学習できるサイトもたくさんあります。
「こういうゲームもあるよ〜」みたいな感じで軽く誘ってみるのがいいかなと思います。
タイピングはパソコンスキルのベースです。早いうちに取り組んでおけば、苦手意識を持たずにパソコンを利用できるようになるはず。
子どもが楽しくタイピングを学べる環境を整えましょう!